2020年9月

UNN20200902政府の電子化

コロナが政府の電子化に拍車をかけている。生活保護手当から結婚申請のあらゆる分野のオンラインサービスに適用しようとしている。

イギリスだけでなく世界の政府は電子化が遅れている。イギリス政府は10年前に125億ドル投資をしたが、失敗した。国民健康サービスの組織は世界最大のFAX

イギリスでは73400の結婚式が延期になった。ソーシャルディスタンスの問題よりも、法的に対応が出来なかったからだ。コロナのせいで役所が機能していなかったため

オンラインのシステムがあってもイタリアでは失業保険の申請が一日に30万件あったのだが、そのためシステムがダウンしてしまったり、他の人のデータを参照し

フロリダ州ではシステムをわざと申請しにくくして無意味なペーパーワークを申請者に強いている。一方で、アメリカもイギリスも支払いは迅速だ。この2国は国民ID

エストニアに電子化は進んでいて、失業手当の支払いはすぐに行われるようになっている。台湾はもっと進んでいて、健康保険システムは景気刺激策の政府のシステムと連動し

UNN20200912 西田

哲学で、同一性を保持して存在するあるものそれ自身。人格的存在以外にも用いられる。自己は多様な外からの刺激を集約する世界の中心であり、軸であり、それは常にあら

reflexion:反省 一般的には普通のとらえ方や自分の普段の行動・あり方を振り返って、それでよいか考えること。哲学としては注意・感覚・思考など、意識の作用を自分の内面

直観とは純粋経験であり「主客の未だ分かれない、知るものと知られるものと一つである。現実そのままの、不断進行の意識」だと主張する。反省は「この進行の外にたって

即非の論理とはAはAだというのは、AはAでない、ゆえに、AはAであるとなる。つまり、一旦Aを否定しておいて、そのうえで改めてAを肯定する、というような論理構

「私」は経験のための可能性の状態Condition of possibilityなのだ。可能性の状態とは可能性があるのかどうかという意味だ。

独我論(英- solipsism)とは哲学における認識論の立場の一つ。 自分にとって存在していると確信できるのは自分の精神現象だけであり、それ以外のあらゆる存在は疑いうると考え

philosophical reflectionとは「哲学的な反省」を意味する。non-reflective experienceとは「反省」のない経験で、prior to the subject-object split すなわち、主客未分の状態のこと。ということは

世界新秩序の原理 西田幾多郎 世界はそれぞれの時代にそれぞれの課題を有し、その解決を求めて、時代から時代へと動いて行く。

UNN20200919 西田

Tetsugaku Companion to Phenomenology and Japanese Philosophyの解説 上田閑照の反省の破れとは何かを解説している。

Tetsugaku Companion to Phenomenology and Japanese Philosophyの解説 上田閑照の反省の破れとは「覚」のことで、即非の論理の自己は自己でないという考え以前の状態で、「自覚」はそうした

Tetsugaku Companion to Phenomenology and Japanese Philosophyの解説 カントの言う超越論的反省と西田の反省との違いは西田の考えはカントを過激化したものだ。「対象がわれわれの認識に従

Tetsugaku Companion to Phenomenology and Japanese Philosophyの解説 大回りの反省とは即非の論理のことでAAであってAでない。だからAである。Aというものは状況によってAでなくなることがあるが、それでもAである。自己は自己でなくなることもあるがそれでも自己である。

Tetsugaku Companion to Phenomenology and Japanese Philosophyの解説 「覚」と「自覚」との違いは大回りの反省を経ているかどうかの違いだ。反省の破れだけであれば、主客合一が壊れ

Tetsugaku Companion to Phenomenology and Japanese Philosophyの解説 西田の考えはカントの超越論的反省を過激化した考えだ。対象を経験するかどうかの可能性について明確化するという超越論的反省は西田は肯定している。

ヘーゲルの家庭、市民社会そして国家の弁証法の考え方は儒学の修身斉家治国平天下とも違うし、西田哲学の分裂と統一の考え方とも違う。西田は止揚するのではなく、範囲が大きくなっていき、宇宙へと展開していくのだ。

西田哲学では国家は世界に統合するべきだという考えではなく、国家は国益を追求しながら、国家間の調整をしていくという考えで、世界新秩序を築いていこうということだ。そこにかつての八紘一宇の考えがあり、大東亜共栄圏の発想がある。

UNN20200923 自宅勤務

大きな事務所で大勢で仕事をするより自宅で仕事をしたほうが良いという人はこの何十年でほとんどいなかった。このコロナでこのアイデアは大規模にテストされる

彼らは困難な課題に直面している。在宅勤務は多くのホワイトカラーの従業員にとっては適しているようだ。封鎖が緩和され、人々が再び街に出てきた。先進国では小売消

事務所は安全な場所を提供しようとしてる。中心街の高層ビルでは室内の空調を止めているところもある。手の消毒薬を準備したり、衝立をもうけている。事務所が安全であっても、行くのがまた大変だ。

しかし、ロックダウンによって反対の傾向が出ている。自宅勤務は意図的に生産的になるようにごまかしている。労働者は解雇されることを恐れている。実際に半分以上の労働者

しかし、他の解釈もある。自宅勤務は会社勤務よりも効率的だという人がいる。事務所は紙を大量に処理していたときの名残だ。長い間事務所が支配的だった事実は市場の

3番目はカネがかかることだった。自宅勤務にすると膨大な固定費用が発生する。この数ヶ月で、企業はPCなどの備品を購入し、社員が自宅で仕事ができるようにした。

UNN20200930 poverty

ネパール人のアリアルは10年以上ネパール料理をニューデリーの路上で売っていた。32歳の彼は良いときには82ドルを家に持ち帰ることが出来た。3月にコロナによって

彼だけではない。6月のロックダウンのよって今年は7100万-1億人の人々が極貧になった。2011年の価格ベースで一日1.9ドルだ。コロナが始まって以来、その予測は悪

国連は一層悲観的だ。人々が水、電気、食料、学校が手に入らないのであれば、貧困だと定義している。コロナによって49000万人を貧困に陥れ、10年前に戻って

最も影響を受けたのは貧困を避けて都市に移動してきた人で、そこには水や電気や学校があるからだ。その多くは仕事失い、農村地域に行ったが、仕事はないが、生活費は

国際組織はこのギャップを埋めてきていない。アナオッバはウガンダのビディビディ避難民キャンプの教師だが、画稿が閉鎖され、無給となり、子供の教

ロックダウンが解除になれば、今まであったように、経済がまた回復すると思っている。ベトナムのほとんどが戦争で破壊されたが、経済改革のおかげで、急