2020年7月

UNN20200704 西田

西田哲学は難解だが、絶対無の自覚がその基本で、今回は更に反省という彼独特の考え方を勉強する。これは儒教の教えに似ている。

この絶対無の自覚をpure experience (純粋経験)ともいう。そこでは現実が明らかになりうるのである。

自覚:自分自身の置かれている状態や自分の価値を知ること。本来は仏教用語である。自覚は単に意識の有る無しを意味するほかに、文字通り自ら覚ることを指す。

絶対無の自覚があって、それを心の奥底から反省することによって現実の世界を冷静に見ることが出来る。そこには現実における恐怖とか不安は生じない。こうした考えは

UNN20200708 コロナと紛争

コロナと世界各地の紛争は相乗効果をもたらし、双方悪化していくようだ。そうした中で、どのようにコロナの拡散を阻止できるのだろうか。

このイツリの地域では2018年にエボラ熱が流行ったのだが、2262人が死んで、まだ回復していない。コロナはまだ2人の感染者だが、そんな数ではない。

この停戦も長くは続かなかった。4月の終わりにはELNNPAも戦争を再開した。平和の話し合いにはならなかった。国連の常任理事会は米中の貿易戦争で中断していて、それにコロナ

コロンビアではベネズエラ国境のシモンボリバール橋を閉鎖した。今までは35,000人のベネズエラ人がこの橋を渡ってきたのだが、今は不法手段を使って、入

コロナと世界各地の紛争は中国の覇権とが深く絡み合って、問題を複雑にしている。コロナだけでもどれぐらいアフリカと中東、南アジアに拡散するか見当もつかない。

UNN20200711 西田

西田幾多郎の善の研究は難解だが、。彼が知情意といってそれが善だと言っていることの真意が明確でなかったのだが、彼の家族の死があったことを理解した

「主客がいまだに分かれていない存在」というふうに掴まえて、その依(よ)って立ったる場所そのものを見つめようとした。それが「絶対矛盾的自己同一」というものだった

西田哲学は儒学の考えに似たところがあり、また仏教の即非の論理に共通するところがある。

UNN20200718 西田

直感と反省から自覚の概念がある。西田哲学の基本概念だ。この自覚という考え方は問題意識をどう人々に持たせるかであり、さらにそういう意識に熱中できるようにするか

西田幾多郎は絶対無の自覚を唱えたが、彼は1943年に新世界秩序の原理を書きそれが大東亜共栄圏構想に繋がっていた。無の境地にする何かがそこにはあたのかもしれない。

UNN20200722メルケル

アンゲラ・メルケルの軟弱な中国への姿勢は国内で疑問視されている。ドイツのビジネスは十分に上手く行ってきている。

メルケルは中國を気遣って自己検閲を行い、メディアに対しての中國批判を避けようとしている。それに対して国会議員などが異議を唱えている。メルケルの対応は大勢の流れ

ドイツは中國からの投資に警戒し、彼らの投資を厳しく制限している。今までは中国は良い顧客であったのだがこれからは製品の製造に関しては競合となる。こうした考えは

メルケルは中国に対して批判することは避けていて、ホアウェイの5Gを採用しているが、アメリカ、議員、諜報機関、政府の役人からの圧力があっても、中國からの報復攻撃が

ドイツは中国市場に依存しすぎている。2016年にドイツはアメリカを超えて中國が最大の貿易相手国となった。昨年は中國への輸出が2000億ユーロあって、貿易の8%を占める