ご挨拶

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スウィングバイは、アメリカと共同し、中国と競争、協調できるグローバル人材、即ち戦士を育成します。
Swingby will train people more globalized, such like a soldier who is capable of collaborating with US and coordinating and competing with China.

私はアクセンチュアに32年、中国人の社会に30年以上関わって来ましたが、米中の世界から日本を見ていますと、バブルの崩壊を契機に、日本がどんどん世界の中心から外れて行くのがよくわかります。特に日本の企業は20年以上に及ぶ景気の停滞とともに日本の市場がますます縮小して行くのをそのまま放置して来ました。更に昨今の日本は高齢化が進み、人口が毎年80万人も減って行きます。そのため、海外にそのビジネスの場を求めて行かざるを得ないのが現状です。

 世界で戦えるグローバル人材不在の日本

この数年、円高が進み、日本企業は海外のビジネスを買収する事も活発ですが、そうした海外でのビジネスを運営管理する人材が極端に不足しています。日本の企業はグローバリゼーションを経営の課題の一つとしてもう何十年も推進して来ました。それなのに、なぜそうした人材が不足しているのでしょうか。もしくは存在していないのでしょうか。
その理由は企業がグローバル人材がどういう人材であるべきなのかを的確に把握していなかったことにあります。そもそも日本の経営者達の殆どが英語が出来ないので、何処までそのスキルを求めて良いのかわからない事が問題です。さらに、グローバル人材は相方の欧米、中国の人たちとの橋渡しをすることが目的ですから,単にビジネスを彼等とすることが最終目的ではなく,彼等からTrustとかRespectされる人材の育成が目的です。そうした人材は現地にいても育成出来るものではなくきちんとしたカリキュラムにそった研修が必要です。ですから今までは人材育成の成果が中途半端に終わってしまうケースが多かったと言えます。例えば、海外に駐在すれば良いとか、海外の大学をでれば良いとかということですが、それではここで言うところのグローバル人材は育ちません。

 欧米企業と日本企業とでは育成と昇進のスピードが違う

かって私が勤務したアクセンチュアは新入社員が欧米の大学を卒業して来る人材が20%もいました。そうした人材が新入社員だった訳です。そうした人たちをビジネスの戦士として教育したのですが、日本の企業と異なり、30代初めにはその社員の将来をはっきりさせて来ました。どういう事かと言いますと、100人入社しても10年後にはほとんど残らないほど厳しい環境に置いたからです。日本の企業はどうでしょうか。人材の選別は50代に行っているのが一般的です。それでは遅すぎます。もっと若い時期に人生の方向を明確に指導するべきでしょう。

30代の初めにどういう人生を送るべきか。将来のトップクラスの人材になる為には、どれくらいのスピードで、どれほどの努力をすれば、何処まで達成できるのかを若いうちに理解しておく必要があります。そうした教育をして来ている日本の企業は皆無です。欧米や中国では普通の事です。ですから欧米中国では経営者達も若い。

 日本から出て行って、日本語、日本の商慣行を持って行くのはおかしい

更にグローバル人材と言う事は日本を出て行く場合が大くあります。今までの海外のビジネスは日本から出て行っただけです。すなわち、日本のビジネス慣行と日本語で海外でのビジネスを行って来ました。日本の人口が今後どんどん減少していく中で、こうした海外へのビジネス展開が加速していますが、そうした慣行は従来と変わりません。そのため、日本の企業は欧米の企業に比べて利益が少ないの現状です。中国では現場では中国語が当たり前ですが、それはビジネスをする上では当然のことです。問題は経営レベルで日本語を使っていることが問題です。それを英語にするべきです。

日本をでたら、ビジネス上の社内の会話は中国を始めとして日本語ではなく英語で行うべきでしょう。勿論現場の言語は現地の言葉ですが、経営レベルは日本語ではなく、英語にするべきです。特に中国に於いては現場は中国語で行うのが当然ですが,以下の理由からトップレベルの交渉ごとも含めて,英語でビジネスを推進するべきです。

1 靖国問題を話題にしない。日中「友好」と言う従前の関係を維持しない。
2 中国人学生の90%は英語を専攻している。日本語は5%である。
3 「あうん」は海外では通用せず、30%の効率を落としてしまう。

 英語環境での新たな本社の設立

英語を推奨するのはこうした理由があるからです。それでは中国で英語環境でビジネスを進めるにはどうしたら良いのでしょうか。それは今までの上海本社とは別に新たな事業から別の本社を作れば良いと思っています。そこではすべて経営マターを英語で行えば良いのです。そのトップ人材は民主主義を理解したチャイニーズアメリカンかもしくは欧米に留学経験のある中国人か日本人ではないでしょうか。そう言う人たちが現地の中国人を教育することになります。なぜ、現地の中国人ではだめかと言いますと中国ではそもそも歴史上民主主義を経験していない独裁政権が背景にあるからです。それはこの共産党の体制だからではなく、長い歴史において、民主主義が存在していなかったからです。ですから、こうした中国人に対しては改めて、民主主義に基づいたビジネスを教育する必要があります。

海外に於いては経済は単体ではなく、軍事と外交が伴う。そのために、日米同盟がある

我々は日米同盟を結んでいるアメリカと共同して、このアジアでのビジネスを展開する必要があります。グローバルをアジアと置き換えているのは2050年にはアジアの人口が世界の60%だからです。
更に海外でのビジネスは必ず、経済だけでなく、軍事と外交がつきものです。日本にはこの後者の2者が殆どありません。そのため、ビジネスを有利に展開する為の施策が経済活動だけに限定されているのが今後の大きな課題です。
日本には軍事と外交が殆どありませんので、その補完として日米同盟があると考えています。現在はアメリカが日本を守ると言う片務契約ですが、このアジアに於いてはそうした考えは通用しなくなるでしょう。日米共同で、経済、軍事、外交を進めていくことによって、日本のアジアに於けるビジネスの展開がスムースに行くのではないでしょうか。ベトナムやフィリピンの南沙諸島と同様に日本は尖閣諸島が中国と対峙しています。200海里問題のガス田もあります。
中国がますますこのアジアで大きな存在となって行きますが、日本はアメリカと共同して、中国に対しては競争と協調でビジネス展開して行くべきでしょう。アメリカも中国と組むことにリスクがあると考えています。アメリカの対中国政策は以前のような囲い込み政策ではなく,ビジネスに於いて強調と競争をその戦略にしていますが,日本もまったく同じです。ですからアメリカは日本に対して共通の商業基盤であるTPPを推進しようとしています。そうすることによって初めて、日本とのビジネスに於ける共同歩調が組めるからです。その延長線上には勿論中国があります。

人材育成は時間がかかりますが、喫緊の課題です

こうした背景にあって、時間のかかる人材育成を喫緊の課題と考えています。この人材育成に於いて何を教えるかは、今後どの方向で、どれぐらいの努力をして、どれほどのスピード感覚で、仕事をするべきなのかをグロ-バルの視点で育成します。もう一つ弊社の大きな特徴は研修に参加して1年間勉強した仲間は一生の仲間としてそのチームをフェースブックのようなツールで結びつけておきます。ですから、研修が終わったあとでもお互いに切磋琢磨してその一生を過ごすことができます。研修はその本人の求めるゴールとそこに向けてのスピードと進むべきベクトルを教えますが、到達するのは何年か先の本人自身の努力です。そうしたフォローもしっかり行ないます。

スウィングバイ株式会社
代表取締役社長 海野惠一